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「了解」は「ものごとの内容や事情が分かる(そして納得する)」という意味の言葉で、そこには相手に対する敬意は含まれていません。「分かりました」の敬語ではないのです。
「しました」の部分を謙譲語「いたしました」に変えて「了解いたしました」とすると、敬意を表すこともできますが、「了解」という言葉自体に事務的な印象、冷たさを感じる人もいるようです。
映画などで見る、軍や消防隊といった組織の応答「了解!」がイメージされるからでしょうか。
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また、真偽のほどは分りませんが、「了解する」は上の立場にいる人が下の者に対して言うことだ!よって目上の人に対して「了解しました」と返事をするのは失礼だ!という見方もあるようです。
よって、お客様に対して「了解」を使って返答するのは避けた方が無難かと思われます。
お客様に対する「わかりました」の言い換え表現には、「かしこまりました」「承知いたしました」などがありますので、それらをお使いになることをお薦めします。
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