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社会人必須のビジネスマナーと分かっていても、なかなか勉強まで手が回らないのが「敬語」の使い方です。たしかに、書店の国語や日本語のコーナーの本はハードルが高いもの。初心者向けの書籍でも、ページ数、お値段ともに、かなりのボリュームですからね。

しかも、ページを開いてみれば、予想どおり漢字たっぷりの文章で小難しいお話がくどくどくどくど…。これではせっかくわいてきたやる気が消え失せてしまうのも無理はありませんよね?

そこで、弊サイトの出番です!

とにかく実践トレーニングが大事と考える『ビジネス敬語の達人』では、導入部となる敬語の使い方解説自体はあっさりスッキリ。5分で読めるかんたんレクチャーで、敬語トレーニングに必要な基礎知識は一通りマスターしていただけます。

今すぐ敬語をマスターした方がいい理由

最近の若い者は敬語がなっとらん!などとと言われて久しい今日この頃ですが、そもそもこの「敬語」っていったい何なんでしょう?

深く考え始めたらキリがないお話ではあるんですが、私たちは偉い学者センセイになるために敬語を学ぶわけではありませんよね?

私たちが敬語の達人を目指す目的。それは、必要以上に上司をむかつかせたり、取引先や顧客に失礼と叱られたりして、貴重な出世・昇進のチャンスをふいにしないよう、万全の体制を整えておくことです。

とするならば、「敬語とは何ぞや?」ということについてややこしい議論を繰り広げるのは人生の無駄づかいもいいところ。ここは手っ取り早く、「敬語とは、話の相手や登場人物をていねいに扱っていることを伝える表現」という前提で、サクッと話を進めていきましょう!

なお、ここで言う「ていねいに扱」うとはどういうことか?これは「目上の人扱いする」ということです。「目上の人扱いする」、すなわち「(本心はともかく)私はあなたを目上の人だと思っていますよ」と伝えるために敬語を使うわけですね。それだけのこと。話は非常にシンプルです。

「目上」の意味についても深く考えこんだりしないでくださいね。「目上の人」とは、「上司、先生、先輩、取引先、お客、年上の人など、一般的に立場が上とされている人」くらいに考えておいていただければけっこうです。

「仕事もしないでうろうろしてるだけの上司が、なんでこの俺より偉いんだ?」などと、ムキになる必要は全然ないんです。敬語について学ぼうと、こうして弊サイトを訪れているような高い意識と向上心をお持ちのあなた。そんなあなたの方が社会人としてはるかに立派であることは、弊サイトが保証いたします。

敬語を使うべき相手はこんな人

このように、一見ややこしそうな敬語のお話も実はたいへんシンプルなもの。ただ、そうは言っても、これだけはちょっと注意してもらいたいポイントがあります。それは、誰が「目上の人」にあたるのかが、場面によって変化するということなんです。

誰が目上の人なのかが場面によって変化する・・・これは一体どういうことなのか、今からご説明しますね。

ちょっと次の図を見てください。この図の上の方の金色の人、これを仮に課長としましょう。下の黄色い人をあなたということにしますね。

敬語を使うべき相手 #1

ここで、上司である「課長」は、あなたと1対1で話している場合には、あなたにとっての「目上の人」となります。この場合、課長のすることや、課長のもの、様子についてあなたが何か言うときには、「尊敬語(そんけいご)」を使います。

尊敬語とは、目上の人がすることや、目上の人のもの・様子などを表現するときに使う言葉です。たとえば、「課長の言うとおりです」は、「言う」の尊敬語「おっしゃる」を使って「課長のおっしゃるとおりです」というのが適切です。

そして、あなたは、あなたが課長に対してすることや、あなた自身のものについては「謙譲語(けんじょうご)」を使って表現します。謙譲語とは、目上の人に対して自分がすることや自分のもの、また、自分が目上の人に何かをしてもらうことを表現するときに使う言葉です。

「先日課長に言ったとおりです」は、「言う」の謙譲語である「申し上げる」を使って、「先日課長に申し上げたとおりです」と言います。

ところが、ここがややこしいところなんですが、取引先の人やお客様に対して、自分の上司である課長について話す場合には、課長は目上の人ではなくなってしまうのです。

よその会社の人に対しては、課長を「株式会社○○」という同じグループ(以下、会社、家族などの人の集まりのことを「グループ」といいますね)の一員として、自分と同じとみなすのが常識とされているからなんですね。この場面では、課長は目上の人ではないので要注意です!

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敬語を使うべき相手 #2

自分と同じとみなすということは、課長について何か言うときには、尊敬語ではなく謙譲語を使うということです。「私がおっしゃったとおり」とは言わないのと同様に、「弊社の課長の鈴木がおっしゃったとおり」ではなく、「課長の鈴木が申し上げたとおり」と言いましょう。

また、あなたのお家が厳しいご家庭で、家ではお父さんやお母さんのすることを尊敬語を使って話しているかもしれません。たとえば、「お父様がおっしゃいました」のように。

もちろんご家庭内では、お父さん、お母さんはあなたにとって目上の人ですので、それでかまいません。しかし、一歩外に出た会社や学校では、あなたはお父さんを「○○家」という同じグループの一員として、自分と同じとみなします。

敬語を使うべき相手 #3

このように、誰が目上の人かというのは場面によって変わります。だとしてどんな法則にしたがって変化するのか、これについては一言で言い切ることはできないのですが、とりあえずここでは、

  1. よそのグループや、よそのグループに属する人は、目上の人として扱う。
  2. 自分が属するグループの中では、グループ内で立場が上の人(上司、先生、先輩など)を目上の人として扱う。
  3. よそのグループの人と話しているときは、自分が属するグループの人のことは目上の人として扱わず、自分と同じに扱う。

以上3つのポイントを押さえておいてください。ほとんどの場面はこれでしのぐことができますのでご心配なく!

敬語はたったの3種類しかありません

さて、それでは敬語を使う相手に引き続き、敬語についてもう少し具体的な話に入っていきましょう。

敬語と一口に言いますが、実は敬語は、そのはたらきによって大きく3種類に分かれます。

  1. 目上の人がすることや、目上の人の物・様子などを敬って言う尊敬語(そんけいご)
  2. 目上の人に対し、自分がすることや自分の物について、また、自分が目上の人に何かをしてもらうことについてへりくだって言う謙譲語(けんじょうご)
  3. ものごとをていねいに言う丁寧語(ていねいご)

以上の3つです。

よくある敬語関連のテキストや参考書だと、ここから尊敬語、謙譲語、丁寧語の順になんとなく解説されていくことになるのでしょうが、このサイトではそういう方式は採りません。

実は、敬語がむずかしいといわれる理由のひとつに、尊敬語と謙譲語の区別がつきにくいということがあげられます。

通常、これらについては、1.尊敬語、2.謙譲語・・・というように別々の項目に分けられて、まず、「尊敬語で「言う」は「おっしゃる」といいます(例:部長はおっしゃった)」、「尊敬語で「食べる」では「めしあがる」です(例:部長はめしあがった)」などと、尊敬語についての説明がなされます。

その後、「では、次は謙譲語です。謙譲語で「言う」は「申し上げる」です(例:私は部長に申し上げた)」、「謙譲語で「食べる」は「いただく」です(例:私はいただいた)」などと展開することになるのでしょう。

しかし、こうして説明と具体例をただただ形式的に並べただけで、尊敬語と謙譲語の区別がつくようになるものでしょうか?

こうした疑問があることから、当サイトでは、1.尊敬語、2.謙譲語という風には進行しないのです。

じゃあどうするのか?

このサイトでは、敬語全般を、「言う」「聞く」「見る」など<人の動作を表す敬語>と、<人の物や様子を表す敬語>の二つにスパッと分類してしまいます。

このような分類の下、<人の動作を表す敬語>と<人の物や様子を表す敬語>のそれぞれの中で、尊敬語と謙譲語、さらには丁寧語について横断的に比較しながら、実践的な敬語表現のパターンをご紹介しています。

これなら、敬語に関するテキストの類を冒頭から読み込んで、10分もしないうちに睡魔に襲わてグラグラするような体験をすることはありません。いやはや、なんでみんなこういう風にしてくれないんでしょうねえ、まったく。。

さーて、そろそろこのへんで、お約束の5分が経過する頃じゃないでしょうか?お疲れさまでした。ここまでおつきあいいただければ、敬語の使い方の基礎知識は十分です。ひとまずコーヒでも飲んで軽く一息ついてください。

そのあとは、弊サイト自慢のメインコンテンツ『ビジネス敬語OJT』(OJTは”On the Job Training”の略です。念のため)へようこそ!

業務連絡、メール、接待など、日常よくあるビジネスシーン別のレッスンで、敬語の使い方の不安は一気解消!単なる「意識高い系」からリアルな「意識高い」人材へと、あなたの評価がうなぎのぼりとなるよう、全力でお手伝いいたします。

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