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Question

こんにちは。敬語についての質問ですが、「~しておられます」「~していらっしゃいます」「~されております」「~されておられます」はどう違いますか。社内で「社長はただいま外出されております」という言葉をよく聞きますが、正しい使い方ですか?よろしくお願いいたします。(T様)

Answer

目上の人のすることは尊敬語を使って表します。

社内では、社長さんは目上の人に当たりますので、社長が「~している」ことは尊敬語で表すのが適切。「している」の部分を尊敬語に変換して、「~していらっしゃる」「~されている」と言います。

なので、T様がお問い合わせの「~しておられます」「~していらっしゃいます」「~されております」「~されておられます」の四つの言い回しのうち、適切なのは「~していらっしゃいます」ということになります。

残りの三つは、「おる」が入っているので、適切とは言えません。「おる」は「いる」の謙譲語で、目上の人に対して、自分のことをへりくだって言う言葉だからです。

ということで「~されております」は、「~する」の部分は尊敬語になってはいるものの、不適切と言えます。

問題は、「おられる」ですが、これは「おる」を「~れる」という尊敬表現にあてはめたもので、地域によっては「いる」の尊敬語として使われることがあります。なので、周りの人が「~しておられます」を使っているのであれば問題ないかと思います。

しかし、「~されておられます」は、「おられる」を尊敬語としてとらえるとしても、「される」という尊敬語と重ねて使っている点で、二重敬語として不適切。「~されていらっしゃいます」と同じぐらい変な日本語です。

まとめますと、

○「外出していらっしゃいます」
△「外出しておられます」
×「外出されております」
×「外出されておられます」

となります。

○はどこに行っても適切な敬語、△は地域によってはアリ。×は、社内では普通でも、よその会社の人が聞いたら首を傾げる可能性が高いので、使わない方がいいでしょう。

小秋

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