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今日、タカラ物産が銀行や取引先を招いての立食パーティーを開催する。部長から一緒に来ないかと言われた山本くんは、喜んで一緒に行くということを部長に告げるのだが・・・。

小秋先生

「ご一緒します」かあ。うーん、上司に言うにしては、丁寧さが足りないわねえ。


犬山くん

え?そうなの?「一緒に行く」の謙譲語が「ご一緒する」でしょ?


小秋先生

本当かな?じゃ、「ご一緒する」の元の動詞を言ってみてくれる?


犬山くん

元の形は…あれ?「一緒する」?おかしいよね。


小秋先生

そう、「一緒する」なんて動詞はないのよね。「ご一緒する」は「一緒に行く」ということを、丁寧に言う表現に過ぎないの。


犬山くん

なるほど、「ご一緒する」は謙譲語じゃないのかあ。


小秋先生

そう、だから、「ご一緒します」には、丁寧語「ます」が使われているだけで、「させてもらいます」という謙譲の意味はふくまれていないのよね。目上の人に言う場合には、「ご一緒する」を謙譲の表現にしたほうがいいわ。


犬山くん

ふーん。そうかあ。でもどうすればいいのかなあ。「ご一緒する」を謙譲語の形「ご~する」にあてはめて「ごご一緒する」?…変だよねえ。


小秋先生

「ご一緒する」を謙譲語の形「~させていただく」にあてはめればいいのよ。


犬山くん

なるほど、「ご一緒させていただく」かあ。「今日のパーティーには、僕もご一緒させていただきます」という感じで使うのかな?


小秋先生

そうなの。上位の人に「一緒に行きます」ということを伝える場合は、「ご一緒します」ではなく「ご一緒させていただきます」が適切よ。あと、同じ意味の言葉に「お供させていただく」というものもあるわよ。これも便利だから憶えておいてね。


犬山くん

「次の出張には、ぼくがお供させていただきます」という具合に使うんだね。


小秋先生

そう。目上の人に「一緒に行きます」と言う場合は、「ご一緒させていただきます」「お供させていただきます」を使うと、おぼえておいてね。

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