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目上の人が何かを「利用する」ことは、尊敬語「ご利用になる」「ご利用だ」「利用なさる」「利用される」を使って表現します。

例1「部長は毎朝、阪急電車をご利用になる」
例2「課長は通勤にJRをご利用です」
例3「部長はIC定期券を利用なさっている」
例4「先輩は、よく駅前のコンビニを利用される」

この中で、もっとも敬意を表す度合いが高いのは、「ご利用になる、ご利用くださる」です。以下、「ご利用だ」、「利用なさる/利用される」と続きます。

高:ご利用になる 
中:ご利用だ
低:利用なさる 利用される

目上の人に何かを「利用してください」と言うときには、「ご利用ください」と言います。

例「当電鉄のお得なカードをどうぞご利用ください。」

よく、目上の人に何かを「利用してください」と言う場面で、「ご利用してください」という言い方を聞きますが、これは誤用です。「して」は不要ですので、ご注意ください。

「利用いたす」は、自分が「利用する」ことのあらたまった表現です。

例「たまに社員食堂を利用いたします」

自分が目上の人の何かを利用させてもらうことは、謙譲語「利用させていただく」を使って表現します。

例「いつも御社のサービスを利用させていただいている者です」

なお、「ご利用いたす」「ご利用する」という謙譲語はありませんのでご注意ください。
また、自分や自分のグループに属する人や物を、目上の人に「利用してもらう」ことは、謙譲語「ご利用いただく」を使って表現します。

例「平素は、当電鉄をご利用いただき、まことにありがとうございます」

これを「利用してくれる」目上の人の側から表現したものが、尊敬語「ご利用くださる」です。

例「平素は、当電鉄をご利用くださって、まことにありがとうございます」

なお、この「利用する」だけではなく、「登録する」「購読する」「記入する」「試着する」など、熟語+「する」という形の言葉は、ほとんど「利用する」と同じ要領で尊敬語・謙譲語にすることができます。

例1「今なら無料でご登録いただけます」
例2「貴誌を毎号購読させていただいております」
例3「こちらの用紙に必要事項をご記入ください」
例4「こちらのスカートをご試着になってみませんか?」

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